四代目のこんにゃく話

2020.05.21

第十六話 こんにゃくを食べ過ぎるとどうなるのか?

こんにゃくを食べ過ぎるとどうなるのか?

低カロリーで満腹感もある健康食の「こんにゃく」。
ついつい美味しくて食べ過ぎてしまうこともありますが、食べ過ぎには注意も必要です。
なぜならこんにゃくには水に溶けない不溶性の食物繊維が豊富なため、摂り過ぎると体内から排出されず腸に詰まってしまい、
最悪の場合は腸閉塞になることもあるからです。

こんにゃくの主成分はグルコマンナンと呼ばれる食物繊維です。
食物繊維とは人の消化酵素で消化されない成分で、水溶性と不溶性の2種類あります。
こんにゃく芋はもともと水溶性の食物繊維(グルコマンナン)ですが、こんにゃくを凝固する加工工程でグルコマンナンが不溶性食物繊維に変化します。
これは以前「第六話 古くなったこんにゃくが小さくなる理由」でも記させていただいたのですが、グルコマンナンはアルカリ性で熱不可逆ゲルという性質をもっています。
こんにゃく製造時に熱を入れ炊き上げた後は水を含んでも膨らみまず、すなわち水では溶けにくいものとなります。

では、1日どれくらいの量までならこんにゃく食べても良いのでしょうか?
体質などにもよりますが、成人の方でおおよそ250g(板こんにゃく1枚=食物繊維5g程度)までを目安にしましょう。
また、水溶性と不溶性食物繊維をバランス良く摂取する(1:2の割合がベスト)ことでコレステロール低下や腸内環境を整えます。
オススメとしては、こんにゃく+果物(バナナやりんごなど)+豆乳を使った『こんにゃくスムージー』はダイエットにも美容・健康にとっても良くオススメレシピです。こんにゃくは食べ方や量を工夫すれば腸内環境改善に役立ちます。