四代目のこんにゃく話

2021.09.02

第二十六話 白滝と糸こんにゃくの違いは?

第二十六話 白滝と糸こんにゃくの違いは?

関西在住の筆者は白滝(しらたき)といえば白いイメージ、糸こんにゃくといえばおでんとかに入っているイメージを持っていました。
実はこの2つについて、昔は製造方法が異なりましたが、今となっては違いはありません。
かつての糸こんにゃくは、板状のものを細かくカットして糸状にしていました。
しかしその製造方法は昔のものであり、現在は白滝も糸こんにゃくも同じ製造方法となっています。

白滝とは、字の如く白い滝と書きますがこの名前の由来をご存知でしょうか。
製造の際に、円筒から白く糸状になってお湯の中に出ていく様子が「白滝」をイメージさせるため白滝と呼ばれるようになりました。

関東では「白滝」、関西では「糸こんにゃく」の名前で親しまれていることが多いです。
2021年秋の時点ではセブンイレブンでは、近畿の販売地域のみ「おでん 味しみ糸こん」、それ以外の地域では「おでん 味しみ白滝」とネーミングされています。糸こんにゃくの方が少数派なんですね〜。

参考:https://www.sej.co.jp/products/a/oden/