四代目のこんにゃく話

第二十五話　こんにゃくが良い理由　その8　セラミド④

二十二話から二十四話では、セラミドの良いところについて解説してきました。
今回は、こんにゃくセラミドの優位性についてご紹介いたします。

そもそもセラミドは化学合成品と生物由来品があり、生物から摂れるものには、動物由来と植物由来があります。
こんにゃくセラミドは、植物由来品です。乾燥重量100gあたりのセラミド含有量は75mg以上と、こんにゃく芋が植物の中で一番多くなっています。

こんにゃくセラミドはこんにゃく芋の皮の部分に多く含まれ、こんにゃく芋を精粉にする際に捨てられる「飛び粉(とびこ)」に多く含まれています。
株式会社ダイセルでは、かつては無駄なものとして捨てられていたこの飛び粉から、肌の潤いやバリア機能強化に大いに貢献するこんにゃくセラミドを抽出する技術を持っています。

廃棄物から有用なものを取り出し、もとの資源よりも高い付加価値を生み出すことをアップサイクルと呼ぶため、株式会社ダイセルでは、こんにゃくセラミドのことをアップサイクルセラミドと商標を取られました。
このアップサイクルセラミドを活用した商品化への取り組みを普及されています。

参考：”アップサイクル”で美しく健康的な肌を　当社のセラミドは、こんにゃく芋由来（株式会社ダイセル）
https://www.daicel.com/living/living05.html