四代目のこんにゃく話

2021.09.09

第二十八話 凍みこんにゃくについて その1

第二十八話 凍みこんにゃくについて その1

凍み(しみ)こんにゃくをご存知ですか?
「凍みこんにゃく」は、茨城県北部・奥久慈地方特有の気候を活かして作られた乾燥こんにゃくのことです。

真冬の山から下りてくる冷たい北風と昼間の太陽とで自然乾燥・水かけ・自然凍結を半月掛けて繰り返し、こんにゃくのおいしさをぎゅっと凝縮させる製法で作られます。
人の手と自然の力で作るため、12月から3ヶ月間しか作ることができません。
真冬の空の下、藁の上に1枚1枚並べるなど、ほとんどの工程が根気のいる手作業で、今では継承する人も少なく、「凍みこんにゃく」は大変貴重な食材となっています。

株式会社クリタは凍みこんにゃくを作る数少ないメーカーの1つです。
昔ながらの原料、製法で作るクリタの「凍みこんにゃく」は、一般財団法人食品産業センターによる「本場の本物」認定を取得しています。

「本場の本物」認定とは、「その地域ならではの本物を安心して味わいたい」生活者と、「こだわりをもって伝統の味をつくり続ける」製造者を結ぶマークです。
 
もしご興味がある方は、こちらのリンクよりお買い求めください。
株式会社クリタ通販サイト▶https://www.k-kurita.co.jp/goods/