四代目のこんにゃく話

2021.09.09

第二十九話 凍みこんにゃくについて その2

第二十九話 凍みこんにゃくについて その2

その1では製法について紹介してきましたが、その2では凍みこんにゃくの食べ方と最近のニュースについてご紹介致します。

天然の凍結乾燥により水分3%までカラカラに乾いた「凍みこんにゃく」は、歯ごたえのよい独特の食感が魅力です。
煮物、フライ、天ぷらなど、さまざまな料理に使える珍しい伝統食材で、ヘルシーな健康食品としても注目を集めています。

凍みこんにゃくは揚げ物以外にも、根菜と煮物にしたり、サラダや炒めものにしたり、幅広い料理に使える食品です。
使い方としては、乾燥してカチカチになっているので、まず水に浸けて戻す必要があります。
たっぷりの水に約15分くらい浸し、柔らかくなってから軽く揉みながら2回~3回水をとりかえてあく抜きをします。

調理法に合わせて適当な大きさに包丁で切ります。
加熱しない料理に使う時は、さっと湯がいて水気を絞って使ってください。
オススメのレシピはこちらのリンクよりご覧ください。▶https://www.k-kurita.co.jp/recipe/

最近ではミラノ万博にも出展し、パリのスーパーマーケットでの展示販売やメディアでも取り上げられるなど、じわじわ人気が上昇しています。
調理のしやすさに加え、グルテンフリーなので健康を意識する人が注目していて、カツレツやリゾットなど、洋食との組み合わせも相性が良いです。