四代目のこんにゃく話

2021.11.25

第四十六話 こんにゃくを使った郷土料理【関西編】 を終えての考察

第四十六話 こんにゃくを使った郷土料理【関西編】 を終えての考察
 
今回は、こんにゃくを使った郷土料理【関西編】を調べ終えてみて、いくつか見えてきた特徴や感想を綴っていきます。

まず、関西ではこんにゃくを使った郷土料理がそれぞれに1つ以上あることが印象に残りました。
実際に奈良県では、取り上げただけでも4品の郷土料理に含まれていました。
和歌山県の「かきまでご飯」や奈良県の「奈良和え」などはその土地の食材であるサバや奈良漬けを使った料理であり、地域で発展した食文化であることがわかりました。
家庭で楽しまれていたはずの郷土料理ですが、現在では土産物や旅行の目的として、地元の人以外に向けた普及活動が盛んに行われていることも印象的でした。
大阪の「粕汁」や京都の「まいづる肉じゃが」から見えた特徴は、栄養価を豊富に含む食材を使っていたり身体を暖める効果が見込まれていたりするなど、理にかなったものが多い印象を持ちました。
地元の子供に食育を兼ねて、食材や郷土料理にまつわる歴史を紹介されることが多く、若者への食文化継承のために学校給食に力を入れている印象でした。
最近では郷土料理を含む学校給食のレシピ本が販売されているのも、その一貫ではないでしょうか。
 
これらの特徴は関西だけなのか他の地方でも当てはまるのか。
引き続き日本各地のこんにゃくを使った郷土料理について調べていきたいと思います。