四代目のこんにゃく話

2021.08.24

第二十四話 こんにゃくが良い理由 その7 セラミド③

第二十四話 こんにゃくが良い理由 その7 セラミド③

二十二話・二十三話では、セラミドの機能面について解説してきました。
今回は、セラミドと生芋こんにゃくを食べることでの効果についてご紹介いたします。

セラミドは体内でも合成できる成分ですが、外から摂取することもできます。
その方法は、「塗る(経皮摂取)」と「食べる(経口摂取)」の二通りです。
これまでは塗ることがメインでしたが、最近の研究では食べることでも肌の状態が改善するという報告が次々と発表されています。

食べて摂るメリットは、①全身のバリア機能を強化する、②身体の内部からセラミドの産生を促進するというように、全身を包む肌全体への効果が期待できることです。
食べることでセラミドの効果を実感できるこんにゃくセラミドの量は、1日あたり0.6mg〜1.8mgと言われています。こんにゃくセラミドが0.6mgなら生芋こんにゃくは100gほどです。効果を期待するためには、毎日食べ続けることが重要です。

こんにゃくセラミドの摂取目安の根拠となる論文情報
https://www.souken-r.com/ju_jisseki/ronbun.php?sk=%25B0%25C2%25C1%25B4%25C0%25AD

二十五話では、こんにゃくセラミドの優位性について解説します。