四代目のこんにゃく話

2021.09.17

第三十一話 こんにゃくの語源について その2

第三十一話 こんにゃくの語源について その2

前回はこんにゃくの日本語の語源について書きましたが、今回は海外での名称について紹介いたします。

中国語では「魔芋」と書きます。ある説では「魔芋」は俗称と言われています。
こんにゃく芋をすり潰して作るので、「磨芋」(「磨(mó)」には「挽く」意味がある)という名前でしたが、それが同じピンインの発音の「魔(mó)」に転じたそうです。
またある説では、こんにゃく芋はタロイモのように見えますが有毒であるため、違いを示すために「魔」を用いるようになったそうです。

続いて、英語では「konjac」であったり、別名「devil’s tongue」と言われたりしています。
なぜ「konjac」と言われているかというと、「konnyaku」と綴ると「コニャコー」と発音してしまうため、より日本語に近い「konjac(コニャク)」が普及しています。つまり、「konjac」という英語の語源は日本語からきています。

別名の「devil’s tongue=悪魔の舌」の語源は、こんにゃく芋が咲かせる花の姿に由来しています。
東南アジアが原産のこんにゃく芋の花の特徴は、鮮血を浴びたような真っ赤な色味で、中心部からは毒々しい花序軸(かじょじく)と呼ばれる棒状の部分が天に向かってそびえています。
その悪魔が舌を突き出しているような様子を喩えて名付けられたそうです。

改めてこんにゃくの面白さに気づいてもらえたのではないでしょうか?
 
参考
この英語の意味なに?より https://imi-nani.fenecilla.com/konnyaku/
マカロニより  https://macaro-ni.jp/31946
なぜ「こんにゃく」という名前がついたのですか?(中国語サイト)より
https://www.zhihu.com/question/21846338